旅行の役立ち情報

ニューヨーク旅行前に知っておきたい、危険地区と夜の治安

ニューヨークの治安不安定エリア

ニューヨークには、想像通りのキラキラした華やかな世界もありますが、光が濃ければ闇も濃い。危険だと言われているエリアもあります。

とくに2020年ごろ以降は治安の悪化が著しく、地下鉄にも気軽に乗れなくなってしまうこともありました。

今回の記事では、「旅行者が気をつけるべきエリア」について詳しく紹介します。

ニューヨークで治安が不安定なエリア(危険度高め)

これからの紹介するエリアは、犯罪率が高いため、現地の人々でも注意して行動しています。

ホテルを予約する際にも、このあたりのエリアは一見「アクセスも良くて、安い」のですが、絶対に避けた方が無難です。

1. ブラウンズビル(ブルックリン)

ブラウンズビルは、ニューヨーク市内でも特に暴力犯罪が多いエリアとして知られています。特に、銃撃事件や強盗が頻発し、貧困や失業が犯罪の背景にあるとされています。昼間は比較的安全なエリアもありますが、夜間は特に危険で、警戒が必要です。

  • ポイント: 暴力犯罪率が高く、特に「強盗」や「襲撃事件」に注意が必要​です。

2. イースト・ハーレム(マンハッタン)

イースト・ハーレムは、歴史的にギャング活動や薬物犯罪が多いエリアです。ニューヨークの治安がいい時期でも、ここは危ないとされていました。特に夜間に一人で歩くのは避けたほうが良い場所として地元でも知られています。また、強盗や暴力事件が多く報告されており、日中の治安は改善されつつあるものの、依然として注意が必要です。

最近では、薬物関連のギャング活動が引き続き問題となっており、特にレキシントンアベニューやパークアベニュー周辺は夜間に犯罪が多発しています。また、2024年にはここで発砲事件が発生し、2人が撃たれる事件が報告されています​

  • ポイント: ギャングの活動と薬物関連の犯罪が問題となっており、強盗や暴行事件のリスクが高いです

3. サウンドビュー(サウス・ブロンクス)

サウス・ブロンクス全体が治安が悪いエリアとして有名で、サウンドビューも例外ではありません。この地域では、銃撃事件や暴力犯罪が特に多発しており、地元の住民も注意深く行動しています。特に薬物取引が多いことから、観光客には不向きなエリアです。

  • ポイント: 銃撃事件や薬物犯罪が多く、夜間は特に注意が必要です​。

4. フォーダム(ブロンクス)

フォーダムは、ギャングの活動が活発なエリアで、麻薬取引や武装強盗が頻繁に発生しています。観光客や初めて訪れる人にとっては非常に危険なエリアであり、昼間であっても注意が必要です。夜間に一人で歩くことは絶対に避けたほうが良いでしょう。

銃撃事件や強盗も頻発しているほか、2024年にもギャング関連の暴力事件が多発しており、地域住民は警戒を強めています​。

  • ポイント: ギャングの活動が多く、武装犯罪や薬物関連のトラブルが多発しています​

5. ベッドフォード・スタイベサント(ブルックリン)

「ベッド・スタイ」として知られるこのエリアは、文化的に魅力的な場所でもありますが、財産犯罪(車上荒らしや住居侵入)が多く、暴力事件も報告されています。若いアーティストが集まるエリアとしても知られていますが、特定のエリアでは治安が悪くなることもあります。

  • ポイント: 犯罪率はやや高めで、特に財産犯罪と暴力事件が問題です​

6. トレモント(ブロンクス)

トレモントは長年にわたってギャング活動が活発で、貧困が犯罪の温床になっているエリアです。暴力犯罪が多く、特に夜間はリスクが高いため、観光客には向いていません​。

7. ブッシュウィック(ブルックリン)

ブッシュウィックは芸術的で文化的なエリアとして知られていますが、犯罪率が高めで、特に夜間はスリや強盗の被害が多発しています。訪れる場合は、昼間に限り、夜間は避けるようにするのが安全です​

8. サウス・ブロンクス (特にMott Haven, Hunts Pointなど)

サウス・ブロンクスの中でも、モット・ヘイヴン(Mott Haven)は、特に暴力犯罪が多いエリアで、強盗や襲撃事件が頻繁に報告されています。この地域では夜間に一人で歩くのは非常に危険とされています​。

ハントズ・ポイント(Hunts Point)はも犯罪率が高く、特にドラッグ関連の問題が深刻なため、観光客は避けたほうが良いと言われています。

最近の事例では、Mott Havenエリアで8歳の女の子が自宅で銃撃される事件が発生しています。また、Hunts Pointでは刑務所を出所したばかりの男性が数日後に銃撃され死亡したケースもありました​。

9. ハイブリッジ (Highbridge, Bronx)

ハイブリッジも暴力犯罪が多い地域です。貧困率が高く、公営住宅が集中しているこの地域では、頻繁に銃撃事件やその他の暴力事件が発生しています。

2024年には、ここで発砲事件により一人が死亡するという悲劇的な事件も起こりました​。

避けるべきエリアのまとめ

これらのエリアは、貧困や失業、ギャング活動などの影響で犯罪が多発しており、特に観光客や初めて訪れる人にはリスクが高いです。

特に夜間に一人で歩くことは避け、できるだけ信頼できる人と行動するようにしましょう。

また、ニューヨークはエリアによって治安が大きく異なるため、事前に安全なルートや場所を調べてから行動することをおすすめします。

ニューヨークには魅力的な場所がたくさんありますが、訪問時には特に注意が必要なエリアもあるので、安全第一で行動しましょう!

こちらの記事もおすすめです。