私の弟がニューヨークに遊びに来た時、学生の弟のために、レンタルWi-Fiのルーターを徹底比較してみました。
その時の結果を紹介します。この情報がニューヨークに行く旅行者の役に立ちますように!!
2022年、ニューヨーク旅行に一番お得なレンタルWi-fiは「USデータ」です。
- 使い放題プラン:1日930円
- 600MB/日プラン:1日690円
アメリカ回線に超強い&他の会社と比べても圧倒的に最安値です。
この記事では、具体的に日数で金額を細かく比較しているので、参考にしてみてください。
ニューヨーク旅行に「海外レンタルWi-Fi」は持っていくべき?
まず、NY旅行にレンタルWi-Fiは本当に必要なのでしょうか?
結論から言うと、あった方が格段に便利です。
前回の記事(↓)では、ニューヨークのフリーWi-Fiについての記事を書きました。
その記事の内容をまとめると、
- ニューヨークにはフリーWi-Fiが溢れてる
- 特に「地下鉄のフリーWi-Fi」は安全で便利
という話でした。
しかし、実際はデメリットもあります。
- フリーWi-Fiのセキュリティは虚弱
- 使える場所が限られている(Wi-Fiを得るためにわざわざ地下鉄の駅にいかないといけないなど)
なんと!!
ニューヨークで使っていたフリーWi-Fi経由で、わたしのiPhoneの個人情報が盗まれる被害に遭いました。
その後、わたしのYahooメールアカウントがハックされる→迷惑メールを友達や昔の知り合いに送りまくっていた( ノД`)( ノД`)
萎えー!!!!というわけなので、現在ニューヨークでフリーWi-Fi頼りは全然おすすめじゃないです…。(泣)
Wi-Fiレンタルをした方がいい人
自分が当てはまるかどうかチェックしてみてください。
旅行の人数
- 2人以上で行く
レンタルWi-Fiルーターは、何人かでシェアしたり複数のデバイスにつなげて使うことができます。なので、カップル・友達と旅行する場合、みんなでシェアすることもできるので、人数で割れば驚くほど安くレンタルWi-Fiを利用できます。 - 家族旅行
同じ理由で、家族旅行にもおすすめです。「みんなで使ったら、容量がなくなるんじゃ?」と思うかもしれませんが、容量500MGであれば2~3人、1GBであれば4~5人が使っても全然大丈夫です。もし家族で分かれて別行動をする場合は、2つルーターをレンタルしておくと。グループ同士で常に連絡が取れるので便利です。
常に連絡が取れた方がいい人
- 待ち合わせする機会がある・現地の人と連絡を取る
友達と行くけど、別行動もするなど、待ち合わせが多くなりそうな場合は、常にインターネットに繋がる状態の方がいいです。ニューヨークはWi-Fi天国といえども、自分で意識的に繋げているときにしか使えないので、「連絡を待つ時」には不便なのです。(毎回繋げてチェックしないといけないので。)※私の弟の場合はこれに当てはまったので、日本からレンタルWi-Fiを持ってきてもらいました。私が仕事がある日など、弟は自分で観光して、私の仕事が終わってから弟に連絡する、という時に、弟が常にインターネットに繋がっていて、私からの連絡を受け取れる状態にしていました。 - 緊急の連絡をする可能性がある
事情はいろいろあれど、緊急の連絡をする・来る可能性のある人は、レンタルWi-Fiで常に連絡が取れるようにしておく方がいいでしょう。 - お守りとして
万が一犯罪にあったときに連絡をする手段としても使えるので、学生さんや女性だけの旅行、一人旅などで特におすすめです。
旅行のスタイル
- マンハッタン以外にも行く可能性がある
マンハッタン内であれば比較的安全な市の公式Wi-Fiスポットも多くまだいいのですが、ブルックリンやクイーンズにも行く場合、一気にフリーWi-Fiスポットも激減します。ブルックリンは最近おしゃれなカフェやショップも多いので、行く人も以前より多いかもしれませんね。クイーンズには、安価なホテルやホステルがたくさんあるので、節約旅行者は使う可能性があります。 - 地下鉄よりもタクシーを使う
一番使えるフリーWi-Fiはニューヨークの地下鉄フリーWi-Fiですが、もし地下鉄をほとんど使う機会がない場合(=タクシー移動がメインになる場合)は、レンタルWi-Fiがあった方がいいです。タクシーに乗っている時も「今どこなのか」を地図で確認できますし、UBERを呼ぶこともできます。 - ビジネスで行く
ビジネスで行く場合など、「常に連絡が取れる状態でないといけない場合」は、絶対にモバイルWi-Fiを携帯していた方がいいです。
便利さを優先したい人
- LINEを使いたい
LINEは、実は同じアカウントは一つの端末でないと使えません。なのでLINEで現地の人や日本にいる人とリアルタイムでやり取りをしたい人・連絡を取りたい人は、現地のSIMカードではなくレンタルWi-Fiがおすすめです。 - 地図情報を見たい
迷子になっても、グーグルマップなどが見られれば安心。また、「周辺の見どころ・評価の高いレストラン」など口コミサイトをチェックしたい人にも。←コレが一番のメリットかもしれません! - 現地でもSNSを使いたい
「今、自由の女神にいるよ」「ここのカフェおすすめ!」など、日本にいる時のようにリアルタイムでSNS発信をしたい人 - 面倒くさがり屋
「少しの金額であれば、便利さを優先したい!」という人にもレンタルWi-Fiはおすすめです。わざわざフリーWi-Fiを探すこと、フリーWi-Fiのためにカフェに入ったりすることなどが面倒な人など。
最近の海外レンタルWi-Fiは驚くほど安いです!!
自分当てはまるかも?と思う人は、ぜひレンタルWi-Fiを活用してください♪
海外レンタルWi-Fiの値段、6社比較してみた(安いのはどこ?)
今回、ニューヨークで使えるメジャーなレンタルルーター会社6つを比較してみました。
比較したのは、以下の6つの会社。
どこも大手のモバイルWi-Fiレンタル会社です。
すべて同じ条件(速さは4G/LTE回線)比較してみたところ、驚きの結果が…!!
比較①:容量500〜600MBルーターの場合
「4G/LTE回線で500〜600MBのルーター」を、
- 5泊6日で借りたとき
- 7泊8日で借りたとき
にかかる料金を、各社比べてみましょう!
レンタルWi-fi会社 | 5泊6日 | 7泊8日 |
海外専用グローバルWiFi (600MB) |
7236円 | 9,648円 |
イモトのWiFi | 9,480円 | 12,640円 |
xmobile (500MB) |
6,600円 | 8,800円 |
≪US DATA≫最安値! (600MB) |
4,140円 | 5,520円 |
jetfi(ジェットファイ) | 7,680円 | 10,240円 |
※2022年1月時点
というわけで…
比較した結果、≪US DATA≫が最安値でした。
しかも圧倒的に一番安いです。やっぱり、「アメリカ専門」という点が強いですね。
比較②:小容量ルーター(300MB)の場合
ここからは、「4G/LTE回線で300MBのルーター」の料金を比べたのですが、他社の最安値よりも、
USデータで500MBを借りた方が安い!!
250MBプランを借りるよりも、USデータの500MBプランの方が安くなるという不思議!
だったら、2倍容量の「USデータ500MBプラン」にするのが一番お得です!
結論:「USデータ」が一番お得!
5泊6日 | 7泊8日 | |
大容量 (500〜600MB) |
USデータが最安値。 | USデータが最安値。 |
小容量 (200〜300MB) |
USデータが最安値。 | USデータが最安値。 |
コスパを考えると、どの容量/期間であろうと、US DATAの500MBプランにするのが一番お得だということがわかりました。
「容量無制限」のレンタルWi-Fiを使いたい場合も、USデータ一択
もし、ニューヨークで「Wi-Fi使い放題」にしたいのであれば、容量無制限のプランを出しているUSデータ(「スーパーUSデータ」プラン)一択です。
1日たったの「930円」で、無制限プランを使えます!
5泊6日 | 7泊8日 | |
無制限プラン (スーパーUSデータ) 1日930円 |
5,580円 | 7,440円 |
500MBプラン (USデータ) 1日690円 |
4,140円 | 5,520円 |
600MBプランに「+240円(1日あたり)」で、無制限の「スーパーUSデータ」に変えられます。
ニューヨークの地図を見たり、SNSをチェックしたり、写真や動画を家族や友達とシェアしたり、いつでもどこでも動画を見たりと本当に自由に使えます!(3人で同時に使っていた時も、ストレスゼロでした!)
ホテルのWi-Fiが弱い・安定しない時も、ストレスを感じないで済みますし、容量を気にせずに使えるのは本当に楽で、旅行を思いっきり楽しめます♪
他の会社だと使い放題プランはめちゃ高いです。例えば、グローバルWi-Fiの無制限プラン(アメリカ)だと「1日あたり2,000円以上」!
使い放題プランなら、USデータ一択です。
USデータの公式サイトへ行く
なぜこんなに値段が違う?レンタルWi-Fiの値段差の理由
ここまで値段が変わってくるとなると、正直一番高い「イモトのWi-Fi」は使う気にならないですね…。
値段の差はなぜ生まれてくるかというと…
- 「急遽必要なことになって、高いのは承知だけど仕方ない!」と空港で直前に高くても買う人がいる
- 「他に会社の選択肢があったなんて知らなかった」という人がいる
- 知名度重視で選ぶ人がいる
というわけで、
きっと、「2分の1の値段で同じ性能のWi-Fiが借りられる」とは思ってもいないのでしょう。
でも、その価格差は無視できないほど大きいです。
例えば、US DATAとイモトのWi-Fiの差額は、なんと一週間で、7,000円以上になります。一日1,000円も余分に払うことになるんです。
7,000円あれば、相当な量のお土産が買えます!
Wi-Fiの強さやクオリティーは会社によってあまり変わらない
こうやって値段を比べてみると、中には、
と思う人もいるかもしれないのですが、、
実はどの会社のWi-Fiルーターも、貸し出し・返却方法や保障内容などはほとんど変わりません!(私も不安になって詳しく調べてみました。)
特別な保障は、どの会社でも別料金になりますし、それもイモトの方が高かったりします。
が、それらのオプションは自分自身が海外保険に入っている限り、「携行品」の部分にふくまれているのでまったく必要ありません。
なので、料金の差で何が違うか、といったら、はっきり言って「知名度」だけなのです。イモトのWi-Fiは、空港にいれるテナント代・人件費や、広告もたくさん出しているので、その分高くなっているのだと思います。
つまり逆に言うと…
- 大きなテナントを空港に出していない(=人件費がかからない)
- 広告をあまり出していない
(↑)こんな会社の提供するレンタルWi-Fiの方が、必然的に安くなるんですね。
USデータは、他の会社と比べてあまり広告を打っていない&アメリカ専門(事業を絞ってる)なので、その分安くできるんだと思います。
クーポンでは補えない値段差
ちなみに、各社時期ごとに「特別クーポン」を出していることもあり、特に有名どころはよく「割引クーポン」を出すので、一見お得に見えます。
しかし、結局クーポンを使った後の値段と比べても、USデータの方が安くなります。
例えば、グローバルWi-Fiはよく「20%OFFキャンペーン」をやっているのですが、比較してみましょう。
5泊6日 | 7泊8日 | |
USデータ 600MB |
4,140円 | 5,520円 |
グローバルWi-Fi 600MB (20%OFF適用後) |
というわけで、クーポン利用後の値段よりも、USデータの方がお得になります。
USデータは、現地での使い勝手や安定性も◎
また、実際に使ってみても、アメリカ専用のUSデータはやはり他の会社よりもずっと安定して使える印象でした。
なので、わたし的には、アメリカに旅行に行くときはUSデータ一択です!
ニューヨークでレンタルWi-Fiを使う時のヒント&注意点
ニューヨークにレンタルWi-Fiを持っていったら、どんなことに注意して使ったほうがいいのでしょうか?
1. 通信量の目安について
「250〜300MB」「500〜600MB」といっても、具体的にはどれくらいの通信ができるのでしょうか?
わかりやすいようにまとめてみました。
WEB閲覧 | 1,000ページ |
LINEメッセージ | 120,000通 |
グーグルマップで経路案内 | 1,000回 |
YouTubeでの動画視聴 | 30分 |
で、「500MG/日」であれば、この2倍です。
日本の大手携帯会社(auやdocomoなど)の「使い放題プラン」の1か月の容量が7GB(=7,000MB)であることを考えると、「7GB=250MG×28日」なので
300MGはちょうど「日本の通信会社docomo、auなどで使える通信量1日分」と同じです。
「ニューヨークのほとんどのホテルには無料Wi-Fiが入っている」ことを考慮すると、ホテルではホテルのWi-Fiにつなげて、街歩きの時だけレンタルWi-Fiを使うようにしましょう。
あまり普段スマホを使わない人は、300MB(小容量)でも十分かもしれませんが、慣れていない土地なので、普段よりも利用する容量は多くなりがち。
グーグルマップを使う場合は特に結構容量を食うので、やはり大容量プラン(500GBなど)の方がおすすめです。(大人数なら無制限もおすすめ!)
2. レンタルWi-Fi利用のヒント
2台持ちは便利
1台をシェアすればお得ですが、ルーターが2台あれば、別行動の時にお互いに連絡を取りあうことができるのでとても便利です。(1台でも、片方のグループがフリーWi-Fiに繋がれば連絡を取りあえますが、少し面倒。) |
人数ごとのおすすめプラン
|
ルーターのクオリティに差はなし
会社によってルーターのクオリティーには、ほぼ差はありません。どこも現地の回線を利用しています。ただし、やはりアメリカ国内ではUSデータなど「国に特化したWi-fi」は強いです。辺鄙なところでもちゃんと使えて安心。 |
レンタルWi-Fiの予約は直前でもOK
わたしは、USデータを利用して出発2日前に注文して、その次の日(出発1日前)に届けてもらったこともありますし、空港によっては空港で直接受け取りもできます。(成田、セントレアなど) |
レンタルWi-Fi利用の注意点
動画は見ないようにする
日本で毎月通信規制にかかっている人は知っていると思いますが、データ通信の中で一番容量を食うのは動画です。なので、レンタルWi-Fiを使って、Youtube動画を何10本も見たりするのは避けましょう。どうしても動画をみたかったら、ホテルに帰ってからホテルWi-Fiを使って見た方がいいと思います。同じ理由で、容量を食うオンラインゲーム(ポケモンGOなど)も控え目にして、ニューヨーク観光を楽しんでください♪ |
NYの「安全なフリーWi-Fi」を把握する
NYのセキュリティ面で安全なフリーWi-Fiを把握しておけば、レンタルWi-Fiを使うときとフリーWi-Fiを使って一気に重いデータの通信(動画閲覧など)を使うときを分けて効率よくレンタルWi-Fiを使えます。 基本的に、ホテルが宿泊客に提供しているWi-Fi、スターバックスやマクドナルドの大手チェーンのWi-Fi、市営の地下鉄Wi-Fiは安全です。 |
Wi-Fiルーターを盗まれないように
ニューヨークではたま~にスリが出ます。人の多いところ(特にタイムズスクエアなど)ではWi-Fiルーターおよび携帯電話やカメラをしっかり鞄に入れて口を閉じて、盗まれないように気を付けましょう。スリ師は完全に油断している観光客を狙うので、「気を付けているそぶり」をするだけでも違います。 ルーターを盗まれるとレンタルWi-Fi会社に数万円の罰金を払わないといけないので、気を付けて。 |
もし盗まれたら…
海外保険で「携行品」が保障される場合は、レンタルWi-Fi会社に払う罰金分を保険会社に請求できます。そのためには、「盗難にあった」という現地警察による証明書が必要なので、パトロールしている警察官に「盗まれたので、reportしたい(届け出のこと。証明書がもらえます)」と言って近所の交番に連れていってもらいましょう。 ただ、その作業で大切な観光時間が無駄になってしまうので、時間のない人はWi-fi会社が提案する「保険」に入っておくと安心です。 |
まとめ:せっかくなら、半額で借りよう
以上、それぞれのレンタルWi-Fi会社の提供する海外レンタルWi-Fiの料金を比較した結果です。
結論としては…
≪US DATA≫です!
そして、レンタルWi-Fiルーターの値段は2倍もの差があることもわかりました。
普通、同じ商品を販売していてこんなに大きな金額差が出るなんてあり得ないと思うのですが、実際にあるんですね…。
というわけで、もしこの記事を読んでいる人が、
- ニューヨーク行きがもう決まっている
- 出発まで数日ある
という人の場合、USデータでかなりお得に借りられます。
せっかくなら、一番お得な値段でレンタルWi-fiを借りていきましょう!
浮いたお金でNYをもっと楽しもう!
実際、私の弟が来た時はちょうど2週間の旅程だったので、US DATAを利用して合計・約14,000円も浮かせることができました。
そして、そのお金で、NYの老舗ステーキ店の普段は食べられない高級ステーキを食べてきました。(笑)
また、アメリカ横断をしたときは13日間で「無制限」のプラン(スーパーUSデータ)を他会社の半額で借りることができ、その分(約13,000円)をラスベガスのカジノ資金に当てました。
みなさんも、USデータを利用して浮いたお金を、アメリカをさらに楽しむ軍資金に当ててください♪
この記事が、これからNY旅行に行く人の参考になれば幸いです!
USデータの公式サイトへ行く