ニューヨークで宿やホテル、シェアハウスを探している人向けに、わたしとわたしの友達が実際に体験した大失敗談をシェアします。
この記事を読んで、ニューヨークで、わたし達のような思いをする人が一人でも少なくなりますように…!!!(切実)
まずはエリアごとの治安をチェック
まず何よりも、ニューヨークで宿泊する際にチェックしたいのが「エリア」です。ニューヨークはいくつかのエリアに分かれています。
大まかな有名どころをあげておくと、以下の6区分。
- マンハッタン(Manhattan)
- クイーンズ(Queens)
- ブルックリン(Brooklyn)
- ハーレム(Harlem)
- ブロンクス(Bronx)
- その他(スタテン島など)
この6つの「エリアごとの治安」は、ニューヨークに行く前にあらかじめ注意して見ておきましょう。
同じニューヨーク市内でも、治安の良さや雰囲気はぜんぜん違います。「ニューヨークだからどこでもいいや」と適当に宿を取ると、とんでも無いことになる可能性が高いです…!
また、エリアごとの治安は数年前とはまた違います。「前に来たことがあるけど、この辺りは安全だった」というエリアも、もう現在は安全じゃ無いかもしれません。というわけで、行ったことがある人もない人もしっかり事前に治安調査をしてから行くようにしましょう。
おすすめの滞在エリアは、マンハッタンとクイーンズ
この6つのエリアの中で、一番おすすめなのはマンハッタンとクイーンズです。
一番便利なのは圧倒的に「マンハッタン」の方ですが、マンハッタンはやっぱりホテルも軒並み高価なので、節約したい人にはクイーンズがおすすめ。
短期旅行者は、時間が何よりも大切だと思うので移動時間を短縮できるマンハッタンがおすすめです。
昔、治安が壊滅的だったハーレムとブロンクスは避けよう
ニューヨーク=治安が悪いという印象のある人は、昔のハーレムとブロンクスの荒れ具合によるイメージを持っているんだと思います。
実際、かつてのハーレム、ブロンクスはかなり危険で「夕方以降は絶対に一人で道を歩いてはいけない」と言われていました。
最近はかなり治安は改善されてきましたが、それでも変な人はうろついていますし、有名な「アポロシアター」などのあるメイン通りはかなり安全ですが、一本細い道に入ると一気に危険な匂いがします。
友達の失敗談
わたしの友人は2年前、ハーレムのシェアハウスが「安いから」1か月ほど宿泊していました。
日本語OKのウェブサイトから予約したらしく、「周辺の治安はとてもいいです」と書いてあり、安心して予約したそうです。
しかし、滞在を始めたある日の夜、その子は地下鉄駅から宿までの10分歩いている間に、駅にいたホームレスにずっと付きまとわれ、耳元で大声で叫ばれ、腕を捕まれて、とても怖い思いをしたんだそうです。
普通にめっちゃ怖いです。昔の話ではなく、めちゃ最近聞いた話ですからね…。
わたしも、アポロシアターで「アマチュア・ナイト・ショー」を水曜の夜に見にいく以外では、ハーレムエリアを一人で夜にうろつくなんてことは一切しませんでした。ショーの後も、一目散に地下鉄駅に戻りましたし。。
ここに「宿泊」なんて、正直考えられないです…。
とりあえず、いくら大家さんが「安全」を謳っていたとしても、わたしの友達や家族には絶対にハーレムやブロンクスエリアに宿泊して欲しくないし、もしホテル予約していたらキャンセルさせると思います。
それくらい、やっぱりまだ「避けたいエリア」だと思っておいたほうがいいです。
最近要注意なのはブルックリン
わたしは、「ブルックリンならどこでも大丈夫だろう」と思って一時期ブルックリンの日本人オーナーのシェアハウスに宿泊していた時期があります。
しかし、1日目で、「治安的にアウトなエリアだ」ってことが雰囲気でわかりました。夜はマリファナを吸う若者が道端にたむろしていて、駅ではラリった人に話しかけられるという珍事件も発生しました。
その後、「これは女子が一人で宿泊していいエリアではないな。」と思い、すぐに違うクイーンズの宿に移りました。
そもそも、なぜこのシェアハウスに宿泊しようと思ったのかというと、
- シェアハウスの料金が、駅近で安かった
- 日本人オーナーだったから安心(油断?)していた
- ウェブサイトに「治安は全く問題ないです」という記述があって、それを鵜呑みにしてしまった(→根拠のない記述だった)
ブルックリンはエリアによっては危険な場所もあります。中には、ハーレムよりも犯罪発生率が多いエリアもあるんです。これは、本当に要注意です。
これからNYに行く人には、絶対にわたしのような思いはしてほしくないです。。
スタテン島は観光にはちょっと不便
スタテン島には、マンハッタンから無料のフェリーが出ていますが、どちらかというと「住宅地」という雰囲気なので観光には少し不便です。(毎回フェリー乗らないといけないし)
ニューヨークのホテル・宿選びは地雷だらけ
ニューヨークのホテルや宿選びは、本当に慎重になった方がいいです。
- 治安が悪いエリアにある
- 南京虫やダニまみれ
- 盗難が多い宿
など、日本のホテルでは考えられないような「地雷」だらけなので…。
日本とは異なるルールも
また、ホテルは日本と異なるルールもあります。
その一つが、「部屋は制限人数が明記してなければ、何人でも泊まっていい」というもの。つまり、シングルを頼んで、2人で泊まっても問題ないんです。
わたしの友達はNYにカウントダウンの時期に来て、ホテルの空きがなかったため二人部屋に家族全員(6人!)で泊まったんだそうです…笑
あとは、チップも1ベッド1ドル以上置くのが常識。チップがないと、あからさまに適当な清掃になる場合もあります。笑
NYの住宅事情も知っておくと◎。
NYのホテルに泊まるだけですが、NYの住宅事情も知っておくといいと思います。
(外国人が)ニューヨークに住む、となった時に
- 治安の悪いと言われているエリア
- 生活保護者(低所得者)向けのアパートが多いエリア
は、みんな避けています。あまりにもお金がない人は仕方ないと思いますが、それでもやっぱり最低限リスクは避けるべき。
「どんな目線で住む場所を選ぶのか」と知れば、ホテルや宿の選び方も少し変わってくると思います。